アクインクム (5月5日)
センテンドレの散策が終わったところで、残念ながらハンガリー観光はここで終了。
これから一旦ブダペストへ戻ります。
センテンドレから帰る途中、車窓からローマ帝国時代の遺跡・アクインクムを見ることができました。
古代ローマの時代、今のハンガリーを含む一帯はパンノニアと呼ばれていました。
当時、ドナウ川を挟んで、対岸から先は異民族が住む地域。
ローマ軍は、その抑えとして国境近くのここアクインクムに駐屯地を置いていました。
映画『テルマエ・ロマエ』では、主人公が傷ついたローマ兵のために湯治場を作るシーンが
あるんですが、その場所も確かパンノニアでした。
ハンガリーはヨーロッパ有数の温泉大国。
ブダペスト市内にも温泉が数多くあります。
帰国後、映画を見ながら遺跡のことを思い出して、「ちゃんと考えて映画作ってるんだな〜」と
上から目線で感心してしまいましたw
今回はここまで。
『テルマエ』の原作、そろそろちゃんと読まないと。