プラハ −カレル橋−(5月9日)
テレビや雑誌でプラハが紹介される時、必ず出てくる観光名所です。
(橋の上から。中央奥に聖ヴィート大聖堂の尖塔が見えます)
ヴルタヴァ川にマラー・ストラナ地区と旧市街とを繋ぐように架かっています。
チェスキー・クルムロフでは小さかった川も、プラハを流れる頃にはかなりの川幅です。
作られたのは、14世紀後半。
長さ約500メートル、幅約10メートルの大きな橋です。
橋は歩行者天国になってて、みやげ物屋や似顔絵屋が店を開いてたり、バンドの演奏もやってます。
(ジャズを演奏中)
カレル橋の左右には、全部で30体の石像が並んでいます。
17世紀から20世紀前半にかけて作られ、モデルはほとんどがキリスト教にまつわる人達です。
屋外で雨ざらしなんで修理中のもありましたが、どれも素晴らしい。
(聖アントニウス)
(聖アウグスティヌス)
聖ヴィート大聖堂にお墓があったヤン・ネポムツキーの像もありました。
彼はこの橋から川へ投げ込まれて殉教しました。
下の写真で十字架を持ってるのが、あのフランシスコ・ザビエルです。
イエズス会の宣教師として、日本を含めたアジアで布教活動を行いました。
そのためか、彼を支えている4人の像はどれもアジア系の風貌をしています。
ここにも像があるってことは、やっぱりすごい人だったんですね。
30分くらい橋の上から石像や風景を眺めた後、次の旧市街に向かいました。
今日はここまで。